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第9回学校歯科保健アジア会議(The 9th Asian Conference of Oral Health Promotion for School Children )が無事閉幕
第9回学校歯科保健アジア会議が、2017年9月22~24日の日程で、カンボジアのシェムリアップで開催され、全日程が終了し、閉幕しました。本会議は、アジア諸国の学校歯科保健関係者が一堂に会し、幼児および児童生徒に対する口腔保健の発展・向上ならびに情報交換を目的として、2001年に東京で開催されて以来、隔年で開催されています。回を追うごとに盛大となり、アジア諸国では学校歯科保健に対する重要な会議の一つとして定着しつつあります。本会議は、日本のほかに台湾、オーストラリア、カンボジア、フィジー、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、フィリピン、タイ、ベトナム、中国、韓国の各国代表が参加しました。
1日目:9月22日(金)
WHOのテクニカルオフィサーの牧野由佳先生が、演題「国際的な視点から見た早期う蝕(Early Children Caries)対策」で講演されました。
2日目:9月23日(土)
昭和大学歯学部の井上美津子客員教授が、演題「口腔保健教育と食育による就学時前児童の健康意識増進の試み」で講演されました。
【Poster Session】各国から84演題のポスター発表があり、日本からは4演題の発表が行われました。
【現地小学校訪問】会議の合間を縫って、現地の小学校(Presen Kosey School)を訪問し、歯ブラシの持ち方やみがき方について指導しました。
【Gala Dinner】主催者から歓迎と感謝の挨拶で夕食会が開会し、友好的な雰囲気の中で各国の関係者と会話が弾みました。
3日目:9月24日(日)
会議日程終了後、半日アンコールワット遺跡群の一部を観光し、夕食後夜行便にて帰路につきました。
次回は2019年にマレーシアでの開催が予定されています。