学校119
歯・口腔・顎顔面外傷の実際と対応
学校歯科医との連携を図るために
- 歯の破折
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救急ポイント |
歯髄が露出して出血しているかどうか。
- →①出血している
歯髄が感染しないようできるだけ早く学校歯科医又は、かかりつけ歯科医の診療所へ。
- →②出血していない
時間的に余裕がある。
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アドバイス |
折れた歯の破折片を持っていくと使える時もある。 |
- 脱臼
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救急ポイント |
顎骨に異常はないか、局所だけの問題かどうか。完全に抜けてしまっているかどうか。
- →①完全に抜けている
汚れている場合には少量の保存液をかけてから保存液(なければ牛乳、生理的食塩水)に保存。再植の成功確率は抜けてからの時間との勝負になる。歯髄が感染しないようできるだけ早く学校歯科医又は、かかりつけ歯科医の診療所へ。
- →②抜けていない
学校歯科医又は、かかりつけ歯科医に連絡。
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アドバイス |
あわてないことが大切。 |
- 陥入
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救急ポイント |
外傷の程度が重篤な場合が多い。意識状況も要注意。 |
アドバイス |
意識の確認。外傷の消毒。学校歯科医又は、かかりつけ歯科医へ連絡。 |
- 顎骨骨折
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救急ポイント |
外傷の程度が重篤な場合が多い。意識状況も要注意。 |
アドバイス |
意識の確認。外傷の消毒。学校歯科医又は、かかりつけ歯科医へ連絡。口腔外科へ搬送したい。 |
- 軟組織のケガ
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救急ポイント |
顔面や口唇のケガも学校歯科医又は、かかりつけ歯科医へ連絡。砂や小石の埋入、感染に注意する。 |
アドバイス |
唇と歯肉を結ぶ上唇小帯の裂傷も多い。 |
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