おしえて!()健康(けんこう)診断(しんだん)って、なあに?

顎関節(がくかんせつ)(あごの関節(かんせつ))と()ならび・かみ()わせ

口を開いた子供わたしたちが(わら)ったり、(はな)したりするとき、自然(しぜん)とあごを(うご)かしていますね。また、食事(しょくじ)をするときも、あごを(うご)かして、上下(じょうげ)()()(もの)をかんでいます。あごの関節(かんせつ)とお(くち)(なか)のかみ()わせは、みなさんが健康(けんこう)()きていくために、とても大切(たいせつ)(はたら)きをしているのです。健康(けんこう)診断(しんだん)では、(ちい)さなこどもの()から(おお)きなおとなの()上手(じょうず)にバトンタッチしているか、あごの関節(かんせつ)やかみ()わせのバランスを調(しら)べます。
まずはじめに、みなさんの(かお)やあごの(かたち)をみながら、あごを上下(じょうげ)左右(さゆう)(うご)かしてもらいます。 これは、あごの関節(かんせつ)がスムーズに(うご)いているか、関節(かんせつ)でカクカクと(おと)がしたりしていないか、(おお)きく(くち)()けたとき、(した)あごが(みぎ)(ひだり)にズレていないかどうかなどをチェックしています。このとき、“0(ぜろ)”()われたら、心配(しんぱい)いりません。“1(いち)”()われたら、注意信号(ちゅういしんごう)です。“2(に)”()われたら、歯医者(はいしゃ)さんにみてもらいましょう。

チェックポイント

顎関節(がくかんせつ)(あごの関節(かんせつ))
あご関節チェックポイント
歯列(しれつ)咬合(こうごう)()ならび・かみ()わせ)
しれつこうごうチェックポイント

また、お(くち)(なか)調(しら)べて、かみ()わせがきちんとしているかどうかを調(しら)べます。()(ほう)問題(もんだい)がないか、(うえ)()(した)()をかみ()わせたとき、前後(ぜんご)左右(さゆう)にずれてかみ()わせに問題(もんだい)がおきていないかなどをチェックします。()()(かた)や、あごの(かたち)変形(へんけい)していないか、などもチェックしていきます。(おな)じように“0(ぜろ)、1(いち)、2(に)”()われます。