②
プラーク(
歯垢
(
しこう
)
)って、なあに?
プラーク(
歯垢
(
しこう
)
)は
細菌
(
さいきん
)
のかたまりで、
食
(
た
)
べかすではありません。このプラークの
中
(
なか
)
の
細菌
(
さいきん
)
(ミュータンス
菌
(
きん
)
やジンジバリス
菌
(
きん
)
)がむし
歯
(
ば
)
や
歯肉炎
(
しにくえん
)
の
原因
(
げんいん
)
となります。
プラークは
白色
(
しろいろ
)
で、ネバネバして
歯
(
は
)
の
表面
(
ひょうめん
)
に
付
(
つ
)
いているので
水
(
みず
)
に
溶
(
と
)
けません。だから、「ブクブク」うがいをしただけでは
取
(
と
)
れません。
これはプラークを
顕微鏡
(
けんびきょう
)
で
1,500
(
せんごひゃく
)
倍
(
ばい
)
に
拡大
(
かくだい
)
したものです。
丸
(
まる
)
い
形
(
かたち
)
や
細長
(
ほそなが
)
い
形
(
かたち
)
をした
細菌
(
さいきん
)
が
活発
(
かっぱつ
)
に
動
(
うご
)
き
回
(
まわ
)
っているのがわかります。プラーク
1mg
(
いちみりぐらむ
)
(つまようじの
先
(
さき
)
くらい)の
中
(
なか
)
には
約
(
やく
)
1
(
いち
)
~
10億
(
じゅうおく
)
の
細菌
(
さいきん
)
がいるため、
歯
(
は
)
ブラシでしっかりプラークを
取
(
と
)
り
除
(
のぞ
)
かないと、このような
細菌
(
さいきん
)
が
歯肉
(
しにく
)
の
炎症
(
えんしょう
)
をひき
起
(
お
)
こします。
プラークは
歯
(
は
)
とほとんど
同
(
おな
)
じ
白色
(
しろいろ
)
をしているので、どこに
付
(
つ
)
いているのかよく
分
(
わ
)
かりません。「
歯垢染色液
(
しこうせんしょくえき
)
」を
利用
(
りよう
)
して「
赤染
(
あかぞ
)
め」をすると、プラークが
付
(
つ
)
いているところが
分
(
わ
)
かります。