一般社団法人 日本学校歯科医会

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Q&A

【保健管理に関する質問】

歯列・咬合が要観察と指摘されました。どのようなところを観察し、どのようになったときに精密検査を受ければよいのでしょうか?

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健康診断のときに要観察「1」と指摘されたら、どの部位、どの状態が要観察なのか説明をよく聞いて現状をよく把握してください。たとえば、歯の生え替わり方がおかしいとか、歯並びがガタガタしていないかとか、上下の歯がきっちりとかみ合っているかといったところをよく観察してください。また、食事の時、食べにくかったり、発音がしにくいとかあるいは、顔の外見を気にし過ぎるようなことがあれば、養護教諭、学校歯科医あるいはかかりつけの歯科医に相談してみましょう。
さらに次のような症状が観察されれば、精密検査を受けた方がよいでしょう。

■小学校低学年で、上下の前歯が生えそろったころ、
 1)極端な受け口(反対咬合)や上顎前突になっている。
 2)上あごと下あごが極端にずれている。
 3)奥歯でかんだとき前歯がかみ合わない。
 4)下の前歯がまったく上の前歯に隠れてしまっている。
■小学校高学年になって
 1)歯と歯の間の隙間が大きい。
 2)歯並びが極端にガタガタしている。

歯列・咬合が要観察と指摘されました。毎日どのようなことに気をつけて生活すればよいでしょうか?

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  • 栄養や食材のバランスを考え、歯ごたえのある食品をよくかんで食べるようにしましょう。
    あごの骨や筋肉を鍛え、健全な口腔機能を果たせるようにしましょう。
  • 食事の時にいつも片側だけでかむ癖がありませんか?
    頬づえをついたり、うつ伏せになったり、いつも同じ向きに寝たりしていませんか?
    指吸い、ほっぺた吸い、唇吸い、舌の突き出しなどの変な癖がありませんか?
    口を開けていることが多く、口を開けていないと息がしにくいことはありませんか?
    このような歯列や咬合に悪い影響を与える癖は、早く治すように努力しましょう。
  • 日ごろから、規則正しい生活習慣を身につけ、口を結んで背筋を伸ばした姿勢を心がけましょう。
  • 食事は時間をかけてよくかんで食べましょう。
  • お話をするときには、はっきりと相手に聞き取りやすいようにしゃべるようにしましょう。
  • むし歯や歯周病にならないように、歯みがきを丁寧にしましょう。
  • 上顎前突などになっていると、口や歯をぶつけた時に唇が切れたり、歯が折れたりしやすいので気をつけるようにしましょう。

顎関節が要観察と指摘されました。どのようなところを観察し、どのようになったら、精密検査を受ければよいでしょうか?

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口を開けるときに痛みがありませんか?
口が開けにくかったり、閉じにくかったりしませんか?
かみしめた時、こめかみのあたりが痛いことはありませんか?
このような状態が長く継続している時には、精密検査を受けた方が良いでしょう。

顎関節が、要観察と指摘されました。毎日どのようなことに気をつければよいでしょうか?

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日頃から、顎関節を含む口腔器官の健全な発育を目指して、左右均等によくかんで食事をするように努力しましょう。
歯ぎしりや食いしばりの癖はできるだけ早く治しましょう。
大きな物を無理に一口で食べようとしたり、片側だけでしかかまないような癖は、顎関節にとってはよくないことです。
わざとあごの関節の音を出してみせるようなことはやめましょう。
定期的に、1年に2回ぐらいは経過を観察してもらうようにしましょう。
しかし、必要以上に神経質になることはありません。

歯科健康診断時に癒着歯(癒合歯)がみられた場合、歯科健康診断票に癒着歯(癒合歯)の歯数は何本とするのか?

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癒合歯か癒着歯か解らない場合は癒着歯とし、癒合歯・癒着歯を学校歯科医所見覧に記入し本数は2本とする。
【学術委員長談】
癒合歯癒着歯に関して、調査してみたが一歯二歯の区別を肉眼的には困難のようで、もし一歯として前方の歯とするとの決定があっても「どの程度の癒合癒着の状態からなのか?二歯に見えても一歯なのか?」などという疑問に回答するのが難しいと思われる。結論としては、二歯でよかろうと思われる。
例えば、BCの下に記号として「ゆ」と記載しておく対応をとる。

学校歯科医の活動指針 平成27年度改訂版のP40図7保健調査票問い
6. 食べ物が飲み込みにくいことがありますか。
7. 口の臭いが気になりますか。の意図が不明であります。

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保健調査は健康診断を円滑に実施するため現在の生活状況における身体の状況や成長、発育段階における身体能力の獲得状況をあらかじめ保護者もしくは児童生徒より聞き取りしておく手法で、平成26年度の学校保健安全法施行規則の一部改正より定期健康診断前に行うことになりました。お問い合わせの保健調査(歯科用)の6「食べ物が飲みにくいことがありますか」は乳幼児期において摂食、嚥下機能が未発達のまま成長している学童もおり、また舌小帯の異常による嚥下障害等も考えられるので、普段の生活の情報を得る為に設問を例として挙げております。
また、7「口の臭いが気になりますか」は日常生活における、歯・口腔の気にしている事の一例として挙げております。
公益財団法日本学校保健会発行の「児童生徒等の健康診断マニュアル平成27年改訂」の保健調査票の記載例歯科項目は、
〇歯が痛んだりする
〇顎の関節が痛んだり音がしたりする
〇かみにくい、食べにくいと思うことがある
〇歯並びやかみ合わせが気になる
〇口の臭いが気になる
〇歯ぐきから血が出ることがある
の6項目が提示されています。歯科健康診断がよりスムーズにできることを目的に検討員会にて確認示されたものですので、全国的に多くの学校で参考にしている項目です。マニュアルをもとに学校歯科医の活動指針が改訂されておりますので、上記6項目を参考に各地域の実情に即した保健調査の実施が望まれます。

学校歯科医の活動指針P54に「サホライド塗布歯は、COに準ずるが、治療を要する場合はCとする」と書いてありますが、実際の健診時に記入する場合、治療を要しないサホライド塗布歯はCOですか?

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サホライド塗布されていると認める歯牙で治療を要する場合はCとし、治療を要しないと認める歯牙はCOに準ずる歯牙として「CO」と記載していただきサホライド塗布歯である事を明確にしておきたい場合には㋚という補助記号を付記してください。但し、担当校の養護教諭と連絡を密にしておいてください。

要観察歯(CO)の検出基準 (学校歯科医の活動指針 P55)(ウ)そのほか、例えば、隣接面や修復物下部の着色変化、(ア)や(イ)の状態が多数認められる場合等、 ~上記に記載いたしました多数とは、何本のことを指すのでしょうか?

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CO要相談の対象となる「COが多数ある者」基準につきましては、COの本数プラークの付着、COの部位、状態及び生活背景、例えば間食の摂り方、その他生活習慣等を総合的に判断されて、相談が必要と思われた場合に「CO要相談」としてください。「COが多数」もしくは「COが多数歯」とあるのは単に本数のみが基準ではなく、その子どもの背景をも考慮に入れていただきたいとの含みがあります。

健康診断の流れと要点(学校歯科医の活動指針付録)の咬合判定「2」の基準、上顎前突オーバージェット7~8㎜以上(デンタルミラーの直径の半分以上)は現在のミラーが通常18㎜以上であることを考えると誤りではないでしょうか。

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ご指摘のとおり一般的にデンタルミラーの直径外形は13㎜から20数㎜であることからお使いのデンタルミラーの大きさを把握していただき、検診現場で簡便に測定するツールとして活用いただく例として挙げております。

小学生以上の歯科検診についてですが、健康診断結果に「歯の状態」「歯肉の状態」「歯列・咬合・あごの関節の状態」の結果報告の項目がありますが、「摂食・嚥下機能の状態」の検診はありません。
摂食・嚥下機能は成長期に医師・歯科医師・教育者が協力して見極め、指導していく必要があるのではないでしょうか。

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ご指摘の通り現在の学校歯科健康診断には「摂食・嚥下」の検査項目はございませんが、その他の疾病および以上の欄に所見を記載いただくことが良いと思われます。
日本学校歯科医会では発達段階に則した口腔機能の育成を図ることが学校歯科保健の目的の一つで、乳幼児期より口腔機能の育成が大切と考えております。『学校歯科医の活動指針<平成27年改訂版>』P40図7保健調査票(歯科用)(例1)で
6.食べ物が飲み込みにくいことがありますか、P41図8保健調査票(他科と同じ用紙)(例2)
歯科4.食べたり飲んだりしにくいことがある、の設問を挙げ、摂食嚥下の日常生活での状況を調査する例としております。

通信制学校における学校歯科医、学校歯科健康診断について
①学校保健安全法第2章第23条2項において「大学以外の学校には、学校歯科医および学校薬剤師を 置くものとする」とありますが、通信制の学校(大学以外)においても、学校歯科医の配置が法的に義務づけられていると解釈してよろしいでしょうか。

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法的に学校歯科医の配置が義務づけられていると解釈されます。学校保健安全法第二章第二十三条二項の記載は貴見の通りで学校教育法第一条に規定されている学校で大学以外であれば通信制であっても学校と認定されていれば学校歯科医の配置が必要であると解釈されます。

通信制の学校に通う生徒が、学校から渡された健康診断票用紙を持参して健康診断のために担当学校歯科医ではない歯科医院に来院した際、その費用の取り扱いにつきましてご教示の程よろしくお願いいたします。

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通常の受診行為と見做すことが出来ると思われます。学校保健安全法施行規則(時期)第五条 法第十三条第一項の健康診断は、毎学年、六月三十日までに行うものとする。ただし、疾病その他やむを得ない事由によって当該期日に健康診断を受けることのできなかつた者に対しては、その事由のなくなった後すみやかに健康診断を行うものとする。とあり、健康診断は学校長が学校医、学校歯科医をしておこなわせることは学校医等の職務執行の準則をみても明らかで、健康診断票を持参するか否かにかかわらず通常の受診行為とみなすのが妥当と考えられます。

12歳児のDMF指数は小学6年生ですか中学1年生ですか。

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中学1年生です。(学校教育法十七条就学義務ならびに年齢計算ニ関スル法律により)

学校保健統計の12歳児DMFは乳歯も含むのですか。

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大文字のDMFの場合は含みません、永久歯のみです。

DMFで指数と歯数の二つの表記がありますがどちらが正しいのですか。

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DMF歯数もDMF指数も誤りではありません。
実際の指数としては、DMFT指数の形で示されます。DMFT指数は、集団における1人平均DMF歯数を表しています。

【保健教育に関する質問】

歯・口・顔の発育に悪影響を及ぼす癖や習慣にはどのようなものがありますか?

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歯は、舌や頬や唇の圧力のバランスのとれた位置に並んで生きています。
このバランスに異常な圧力が外から加わると、歯の位置やかみ合わせの異常が生じてきます。
かみ合わせのずれは、ひどくなると、顔の左右のずれも起こしてくることになります。
指しゃぶり(タオルや毛布をしゃぶっていることもある。)、舌を前の方に突き出す癖、唇をかむ癖、爪かみ癖、口で呼吸をする癖、歯ぎしり、頬づえをつく癖あるいはいつも同じ向きに寝る癖があるなど、生活習慣の中で見られるものがほとんどです。

歯・口・顔が健やかに発育するためにはどのようなことに気をつけて子育てすればよいでしょうか?

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昔から、食卓を囲んだとき、親は子どもに、「姿勢をよくして、よくかみなさい」と注意をします。
この言葉の中に質問に対する答えが入っていると思いませんか。
まず姿勢を正すということです。頭がしっかりと安定していなくては、十分にかむ力を発揮できません。
首がふらふらしているようでは、首を支えている筋肉といっしょになって働く顎の筋肉の働きがちゃんと発揮できないからです。
首の筋肉はまた、全身の骨格や筋肉によって支えられています。つまり、かむことには、身体全体がかかわりを持っているのです。姿勢をよく保持するためには、身体全体を支えている足腰がしっかりしなくてはなりません。
最近の子どもたちは、家の中で、テレビゲームなどで遊ぶことが多く、外で運動して遊ぶということが少なくなってしまっていませんか?
身体を動かすことが少なければお腹も空きませんし、食欲もなくなります。
基本は、しっかりと運動し、正しい食習慣を身につけ、よくかんで食べることが大切です。

口を開けてクチャクチャ音を立てて食べるのですが、どうしたらよいでしょう?

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口を開けて音を立てて食べることは、「しつけ」や「礼儀作法」の点からも決してよいことではありません。
昔から言われてきているしつけや作法は、心身ともに健康であるために大変理に適ったことだとも言えます。
口を開けて食べれば、食べ物をこぼしやすいですし、かむ回数も減少しますし、飲み込むための食塊の形成もうまくいかないために、飲み込むときには、口のまわりの筋肉を無理に使って飲み込むようになります。
よくない嚥下の癖がついてくることにつながります。歯列やかみ合わせにも悪い影響が出てきます。
ときに、アデノイド、扁桃腺肥大、アレルギー性鼻炎など鼻疾患による鼻閉や、上顎前突などで唇をうまく閉鎖できないというようなこともあります。
これらの疾患が原因の場合は、その原因に対する治療が必要ですが、とりあえず、家庭では、口を閉じて食べられるように姿勢を正しくして、呼吸と摂食とを交互に行えるように落ち着いて食べるようにして、一口量を少なくして、一口の摂取時間を短くする工夫が必要です。

片側だけでかんでいるようですが、心配ありませんか?

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原因として、むし歯や歯並びが悪いために片側咀嚼をしていることもありますが、まったくそのような問題がなくても癖で片側咀嚼をする子どもがいます。
そのような癖が長く続くと、顎関節の異常が起きて来たり、筋肉の発達に左右差が出て来たりして、顔の発達に影響して顔が曲がって来たりすることもあります。
姿勢にも影響すると言う専門家もいるほどです。テレビを横向きに見ながら食べるような習慣も大変よくないことです。
左右まんべんなくかめるような習慣をつけるようにしましょう。

歯や口のケガの対処法について教えて下さい。

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■歯のケガについては「破折」「脱臼」「陥入」の3つに分けて説明します。

  • 1. 破折とは、歯が折れた状態をいいます。
    その場合には折れた歯そのものから出血しているどうか、確認して下さい。出血が見られたら直ちに学校歯科医か、かかりつけ歯科医に受診して下さい。出血がない場合には時間的に余裕があります。その際、破折片があれば持っていってください。
  • 2. 脱臼とは、歯が抜けてしまったか、抜けそうな状態をいいます。
    抜けてしまった場合は、少量の保存液(なければ、牛乳か生理的な食塩水)をかけてから同じ液を入れた容器に歯を入れて直ちに学校歯科医か、かかりつけ歯科医に受診して下さい。抜けそうな場合も直ちに受診して下さい。
  • 3. 陥入とは、歯が歯茎の中に潜ってしまった状態です。
    これはケガの程度がかなり重いと考えて下さい。 歯や口の状態以外にも意識があるか確認して直ちに学校歯科医か、かかりつけ歯科医に連絡して下さい。病院への搬送が必要な場合もあります。

■口のケガでは、「軟組織外傷」「顎骨骨折」の2つに分けて説明します。

  • 1. 軟組織外傷とは、唇や歯茎や舌のケガをいいます。
    歯の外傷に伴って起きていることも多いので、この場合には学校歯科医か、かかりつけ歯科医に連絡を取って判断を仰いで下さい。
  • 2. 顎骨骨折とは、上あごの骨や下あごの骨が折れた状態をいいます。
    歯や口のケガの中では最も重症なものです。意識を確認し、簡単な消毒をして至急に学校歯科医か、かかりつけ歯科医に連絡をとり、病院(口腔外科)に搬送して下さい。

新しい学校歯科保健統計(平成28年度速報)において健全歯の率は記載がありますか。

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健全歯の記載はありません。それぞれの年齢の未処置歯の率と処置歯の率を足したものを100%から引いて下さい。但し、乳歯と永久歯の区別がありません。また、喪失歯の影響はごく僅かですが考慮に入れてはおりません。

学校歯科のガイドブックをつくるので学校保健安全法の改正について纏まったものがあればお教え下さい。

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学校保健安全法のまとめは、『学校歯科医の活動指針Ⅲ学校歯科に関わる規則(法令、答申及び報告等、通知等)』P9~P18に記載されており、詳しくは文部科学省ホームページで学校保健安全法から通達をへて第169回国会の成立法律の学校保健法の一部改正する法律を見てください。また学校保健安全法施行規則の一部改正(平成26年)は会誌116号に記載されております。

学校保健安全法に基づく医療券の援助の範囲について

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う歯については保険診療の対象となる治療は援助の対象となりました。(平成16年4月1日 学校保健法施行令の一部を改正する政令の施行について 16文科ス第35号)『学校歯科医の活動指針<平成27年改訂版>』P93に、学校保健安全法による要保護および準要保護児童・生徒の医療扶助取扱いについての記載があります。

【組織活動に関する質問】

各学校で学校保健委員会が開催されるようになったのは、平成何年からですか。

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学校保健委員会の根拠としては別紙のような通達、答申があります。残念ながら法令上では学校保健委員会の文言は出てきていないことはご存知のことと存じます。
1)学校保健法および同法施行令等の施行にともなう実施基準について
 (昭和33年6月16日 文体保55号 文部省体育局長通知)
2)児童生徒等の健康の保持増進に関する施作について
 (昭和47年12月20日 保健体育審議会答申)
3)生涯にわたる心身の健康の保持増進のための今後の健康に関する教育及び
スポーツの振興の在り方について(平成9年9月22日 保健体育審議会答申)
4)子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取り組みを進めるための方策について(平成20年1月17日中央教育審議会答申)

【その他】

CO・GOって何?

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当会が、昭和60年から提唱し、平成7年の学校健康診断から導入された学校歯科保健の用語です。
検出基準は、学校歯科医の方はご存知と思いますが、COの検出にあたっては、検出基準を平成15年に改め、「主に視診で行う」となりましたので、ご注意下さい。
また、CO・GOともに学校歯科保健の用語であって、臨床の正式な学術用語ではありません。
学校や家庭での保健指導等を行いながら経過を観察し、歯と口腔の健全な育成を目指すことを目的として設定したものですので、学校健康診断後に治療勧告書(健康診断結果のお知らせ)を持って、児童生徒が歯科医院を訪れた折には、明らかなCやGでない場合は、治療を急がず経過を観察して下さい。また、一定期間経過後は、必ず臨時の健康診断を行い、もしCやGになってしまったら、直ちに治療を勧めて下さい。
※児童生徒・保護者の皆様へ
COは、テレビCMにも流れているように「むし歯になりかけの歯」です。
また、GOはそのままにしておくとひどい歯肉炎になってしまう恐れがあります。
いずれも正しい歯みがき方法を励行し、食生活を改善する等を行えば、進行を止めたり健全な歯や歯肉に戻ることもあります。
特に低年齢の児童の場合は、正しい歯みがきができない場合が多いので、保護者の方が、仕上げみがきをすることをお勧めします。
正しい歯みがき方法については、学校や歯科医院でお尋ね下さい。

日本学校歯科医会では原稿規程はあるのでしょうか。たとえば、「むしば」を「むし歯」と表記する等

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広報紙その他の表記をするときに基準は設けておりますが最近「子ども」を「子供」と表記する等、他の使われ方をする例もあり慎重を期して参ります。(平成28年度第10回理事会において「一般社団法人日本学校歯科医会 用字用語の表記等に関する内規として制定をした。)

各地方自治体への交付税の積算基礎での平成26年度、平成27年度、平成28年度の学校歯科医の報酬をお教え下さい。
平成26年度:
平成27年度:
平成28年度:

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小学校(標準施設規模18学級児童数690名)において
平成26年度:1,016千円(学校医3名、学校歯科医1名、学校薬剤師1名)
平成27年度:1,016千円(学校医3名、学校歯科医1名、学校薬剤師1名)
平成28年度:1,016千円(学校医3名、学校歯科医1名、学校薬剤師1名)
地方交付税交付金の中で教育費のなかに学校保健として学校医、学校歯科医、学校薬剤師を含めた校種別標準校基準報酬額が記載されております。平成27年度 地方交付税制度解説を見ますと、教育費 小学校の標準規模校で学校医等手当1016千円、中学校(標準施設規模15学級生徒数600名)で同 990千円、高等学校(標準施設15学級生徒数600名)は非常勤校医等手当で990千円となっております。

食後すぐに歯はみがいてはいけないとの説が世間を騒がせておりますが、どのようにすれば良いのでしょうか?

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ご指摘の、Tooth Wear の予防の観点から、食後すぐに歯をみがくと、あたかも歯が溶けてしまうというような報道が新聞やテレビで伝えられているようですが、通常の食事の時は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことの方が重要であり、現在のところ、学校歯科保健活動における昼食後の歯みがきについては、現状通りの方法で問題はないと考えております。
学校では歯科保健教育を通じて基本的生活習慣の確率を目指した指導を行っております。特定の方法ではなく、子供達の発達段階に則した適切な指導が望まれます。
学校歯科保健参考資料『「生きる力」をはぐくむ学校での歯・口の健康づくり』をご参照くださると良いと思われます。


注:その後、日本学校歯科医会ホームページに「食後すぐに歯みがきをすること」について、を掲示した。そのなかで、「歯みがき指導を通じ、生活として正しく位置づけることは、学校歯科保健において大切です。(一社)日本学校歯科医会として、下記学会の見解に基づき、学校教育の面から、食後に時間を空けずに歯みがきをする習慣づくりを推奨いたします。

日本小児歯科学会:学会からの提言>食後に歯みがき
学校歯科保健保存学会:会員ページ>ステートメント
日本口腔衛生学会:第62回日本口腔衛生学会総会・総会について>自由集会
4:酸蝕症とブラッシング―食後30分間、ブラッシングを避けることの是非―>討論集会

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